小机城 神奈川県港北区小机町城山
| (左)空堀 (右)小机駅にはこのような看板が。 |
| 築城年 |
室町時代 |
| 歴代城主 |
小机氏、矢野氏、笠原氏(北条氏) |
| 別 名 |
飯田城、根古屋城 |
| 形 式 |
平山城(丘城) |
| 遺 構 | 曲輪、土塁、空堀、櫓台 |
| 解 説 | 築城年代は不明。古くから交通の要衝を占め、武蔵・相模を押さえる拠点のひとつとして重視されてきた。 文明年間(1469〜87)には小机氏の居城として存在した。文明5年(1473)年、山内上杉家の長尾景信の死に伴い、関東管領山内上杉顕定は嫡子景春を差し置き、景信の弟忠景に家宰職を命じたが、景春はこれを不満とし主家に背いて武蔵鉢形城に拠った。翌年、景春は五十子に陣取っていた山内上杉氏と扇谷上杉氏を攻め、上野へ退却させた。さらに勢力を張った景春側の小机城主矢野兵庫助は河越へ遠征するが、敗退。扇谷上杉家の太田道灌が景春を攻め落とした。 その後、後北条氏の属城となり、笠原信為が城主として在城、3代続いた。1590(天正18年)の小田原攻めで、本城の小田原城開城とともに廃城となった(すでに放棄されていたとする説もある)。現在は「小机城址市民の森」として中世的な城郭遺構が保存されているが、城址の一部を第三京浜国道が横断し、西郭出丸が破壊されている。 |
| アクセス | JR横浜線小机駅〜徒歩15分 |
| 近くの城 |
東京方面は奥沢城 |
| 小机城遠景: 案内板はあるものの、登城口はわかりづらいです。 |
本丸と模擬冠木門 |
本丸と小机城址碑 |
| 空堀: 本丸〜二の丸間はこのように蛇行した空堀が続きます。 |
空堀: かなりの規模です。 |
二の丸跡 |
| 井楼跡: 何年か前までは、模擬井楼があったそうです。 |
井楼跡の礎石(笑): コンクリ製です。 |
小机駅から小机城址が見えます。 |
| 感 想 【おすすめ度】 C |
想像とは違い、周りは畑も多く、閑静な場所にありました。駅から「小机城址市民の森」の案内板が出ているので、すぐに辿り着けますが、城址入り口がいまひとつわかりづらいです。結局、民家の間の細〜い道から侵入できました。入ってすぐ竹藪の中に曲輪が現れます。しばらく暗い道が続きますが、主要部はきれいに整備され、遺構はとても見やすい状態にあります。事前に仕入れた情報では、模擬櫓が建てられているとのことでしたが、見たところありませんでした。それでも、大規模な空堀など見どころは多く、都心からそれほど遠くもないし、城好きの方にはおすすめの城址です。 |