わかみやクラブ・城部 <白浜城>

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白浜城   千葉県南房総市白浜町白浜字一切経

切り通し 遠景
(左)切り通し  (右)白浜城遠景

築城年
1445(文安2)年
歴代城主
上杉氏(?)、里見氏
別 名
城山
形 式
平山城
遺 構 切り通し、曲輪
解 説  房総半島の最南端、野島崎の北約700mに位置する。中世の頃の海岸線は現在よりもかなり内陸部に入り込んでおり、おそらく当城直下は湾入していたと思われ、白浜城は東国の太平洋海運の要衝として重視されていた。十五世紀後半の段階で、関東管領上杉氏の勢力が領有していたとされる。関東公方足利氏と上杉氏の対立抗争、「享徳の大乱」に際して上杉勢力から奪回するために、送り込まれたのが房総里見氏初代とされる里見義実であると考えられ、その義実が最初に拠った城が白浜城と伝えられている。城域は東西二つの峰にまたがり大規模で、多数の腰曲輪以外には、明確な堀切や土塁等の遺構が所見されないことからも、前期里見氏の拠った城として相応しい城郭である。
アクセス JR館山駅〜JRバス 安房白浜駅行き 「安房白浜駅」下車後 徒歩20分
近くの城
館山城


標柱
城址入口
解説板
城山登山道の標柱
背後の山がそれです(苦笑)。結構、険しい・・・。
城址入口

城址解説板
(クリックすると別ウインドウで開きます)。

切り通し
腰曲輪
祠
登り始めてすぐに、切り通しが。
登山道の脇には腰曲輪が点々と

展望台のそばに、祠がぽつんとありました。

城下遠望
切り通し
青木観音堂
城下遠望:
房総半島の最南端です。景色も最高!

切り通しを上から。
麓の青木観音堂:
源民部大輔が奉納した像が安置されています。里見氏天文の内乱に際して宗家を簒奪された前期里見氏と関連がある



感 想
 白浜城には、正直それほど期待していなかったのですが、想像以上のお城でした!良い方に。主郭からの眺望は太平洋を見渡せますし、何と言っても、削崖技術に圧倒されます。自分なんぞが偉そうに言える事ではないのですが、里見氏の城全般的に無骨というか、「名城」とされる他地方のお城に技巧面では及ばないまでも、ザックリと岩盤を削った(というか、叩き割った)遺構は、他では味わえないダイナミックさを感じます。好みは分かれる所かもしれませんが。ある意味、石垣よりもこの垂直切岸の方が敵に登られる心配はなさそうです(笑)。「どっちか登れ!」って言われたら、石垣登るほうがマシだなぁ、多分。

 話は変わりますが、紀伊半島と房総半島って、似たような地名が多いですね。・・・「白浜」に「勝山」、「勝浦」。単なる偶然か(笑)。まぁ、どちらも水運の要衝ってコトで。でも個人的な趣味で言えば、三重県の新宮城鬼ヶ城よりも、断然里見氏の白浜城岡本城のほうが好きですけどね。

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