わかみやクラブ・城部 <林城>

長野県の城一覧へ戻る

林城(大城)   長野県松本市里山辺

林城主郭 主郭石積み
(左)林城主郭 (右)主郭には石積みがわずかに残ります

築城年
不明
歴代城主
小笠原氏
別 名
金華山城
形 式
山城
遺 構 石垣、土塁、土橋、空堀など
解 説

 信濃守護小笠原氏の本城で集落を挟んで大城(金華山城)と小城(福山城)に分かれている。林大城は筑摩山地の西側、標高845mに構築され、林城を中心に周囲の山城群(埴原城・桐原城・山家城・・・)と呼応した防御線を構成していた。山地の要所にいくつもの空堀と郭を設け、本郭の一部には石垣も見られる。

 信濃守護となった小笠原氏が清宗の代に築城し、井川館から移った。以後、林城を本拠とし、筑摩・安曇・伊那方面に勢力を伸ばしたが、1550(天文 19)年、武田信玄に攻められ城を捨てた。

アクセス JR松本駅〜徒歩1時間 ※タクシーで2000円くらい
近くの城
林小城は尾根続き、他には桐原城山家城、埴原城、駅近くに松本城


二郭
竪堀
主郭
二郭:廻りは土塁が巡っています
竪堀

主郭:二郭を見ると、雛壇状になっているのがよくわかります
土橋&竪堀
主郭:礎石
堀切&竪堀
主郭の奥。土橋&竪堀。その向こうにまた曲輪
主郭:礎石

堀切&竪堀:明瞭です
堀切
城下遠望
城址遠景
堀切:ここも石積みがあったような感じです

城下遠望:林城から見る松本平
城址遠景:手前が小城、奥の山が大城です

 

その他の写真を見る

感 想

【おすすめ度】


 かなり整備されていて、主郭付近まで車で行けます。普段なら麓から歩くのですが、父上の運転する車で楽をしてしまいました。縄張り図や解説板も建っており、規模も大きく「さすがは小笠原氏の本城!」と言いたい所ですが、支城の桐原城山家城と比べると、空堀や石垣の規模という点でやや見劣りしてしまいます。石塁はざっと見たところ、主郭付近に少し残っている程度でした。曲輪が雛壇状に連続し、随所に空堀(堀切?そのまま竪堀になるパターン)で区切る縄張りは、小笠原氏の他の支城群とも共通しているようです。

 林城は大城・小城でワンセットだそうで、そうなると小城にも立ち寄りたくなるのが人情というもの。尾根続きなので、「ついでに」行けると思い、現地の縄張り図をもとに、勘で小城方面を目指したのですが・・・。下山してしまいました。その後、車に乗り聞き込みをしたのですが、小城は集落を隔てた別の尾根上にあり、大城から「ついでに」行けるシロモノではないことが判明。おそらく大城・小城で半日は要する雰囲気でした。というわけで、あえなく撤退。小城は次回の宿題となってしまいました。


ページのトップへ